健康診断で血糖値が高いと言われたら

診断・検査・数値

健康診断で「血糖値が高い」「HbA1cが高め」と言われると、不安になりますよね。でも、正しく知って早めに動けば、必要以上に怖がることはありません。この記事では、数値の読み方と次にやるべきことを専門医の視点で整理します。

この記事のポイント

  • 空腹時血糖126mg/dL以上、HbA1c6.5%以上は「糖尿病型」の目安
  • 1回の高値では確定しない。放置せず再検査・受診を
  • 食事・運動・体重の見直しで改善することも多い

「血糖値が高い」とはどういう状態?

健診でよく使われる指標は、空腹時血糖とHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)です。HbA1cは過去1〜2か月の血糖の平均を反映します。おおまかな目安は次のとおりです。

区分 空腹時血糖 HbA1c
正常 100mg/dL未満 5.6%未満
境界型(予備群) 100〜125mg/dL 5.6〜6.4%
糖尿病型の目安 126mg/dL以上 6.5%以上

数値はあくまで目安で、確定診断は医療機関での再検査によって行われます。

まず何をすべき?

いちばん大切なのは放置しないことです。「少し高いだけ」と自己判断で様子を見てしまう方が多いのですが、糖尿病は初期に自覚症状が出にくい病気です。健診結果を持って、内科・糖尿病内科を早めに受診しましょう。再検査で確認し、必要なら治療や生活指導が始まります。

生活でできること

食べ方の工夫

野菜やたんぱく質を先に食べる「食べる順番」、よく噛む、間食・甘い飲み物を減らす——といった小さな工夫で食後の血糖の上がり方はゆるやかになります。極端な糖質制限は低血糖や栄養の偏りにつながることもあるため、主治医と相談しながら進めましょう。

運動

食後に10〜15分歩くだけでも、血糖値の上昇をおさえる助けになります。無理なく続けられる形が第一です。

体重

体重を数%減らすだけでも血糖の指標が改善することがあります。まずは今の体格を知るところから始めましょう。

受診の目安

数値が基準を超えている、あるいは「のどが渇く・尿が増えた・体重が減った・疲れやすい」といった症状があるときは、早めの受診をおすすめします。

この記事は一般的な健康情報です。診断・治療は医療機関で行われます。気になる数値や症状があるときは、自己判断せず受診してください。

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